立山黒部アルペンルートを通る抜けるのに、長野側からか富山側からかどちらがいいんだろうと思いませんか?
私は長野側から入って富山へ抜けるコースで行きましたが、富山側から入って通り抜けるコースが絶対におすすめ!
それは見どころである「室堂」が一番綺麗に見える時間帯に行くことができるからです。
ではもっと詳しく説明していきましょう。
立山黒部アルペンルートのベストシーズン
まず富山側からの方が良い理由の前に立山黒部アルペンルートのベストシーズンを説明する必要があります。
立山黒部アルペンルートは4月から11月末まで入山可能になっています。
中でも人気なのが、4月5月に行くと見れる「雪の大谷」のシーズンと、秋の紅葉シーズンです。
雪の大谷の時期(4月・5月)
標高2,450mの立山室堂平は、世界でも有数の豪雪地帯。
中でも室堂付近にある「大谷」は、吹きだまりになっているため特に積雪が多く、その深さは20mを超えることもあります。
この「大谷」を通る道路を除雪してできる、高さ20mにも迫る巨大な雪の壁が「雪の大谷」です。
引用:立山黒部アルペンルート
この雪の大谷を見るツアーがとても人気ですが、これも長野側からのツアーと富山側からのツアーがあります。
もちろんこのツアーでの最大の見所は室堂付近にある「雪の大谷」です。
秋の紅葉シーズン(9月中旬〜10月上旬)
そして秋の紅葉シーズンが最も人気。
アルペンルートの紅葉は山頂部から麓まで2ヶ月ほどかけて紅葉を楽しむことができます。
立山黒部アルペンルートの見所は「室堂」と「黒部ダム」。
ちなみにここの紅葉のベストな時期は10月上旬〜10月中旬です。
富山側から入る方がおすすめの理由
立山黒部アルペンルートを日帰りで通り抜けをすると、昼食、観光、移動などを入れて5〜6時間あれば十分です。
富山電鉄や、扇沢までのバスの始発が朝の6時台なのでほとんどの方は午前中に扇沢か黒部ダムにいることになります。
富山側から入ると、見どころである「室堂」には午前中に到着することができます。
そして先ほどの、見所といえば「室堂」と「黒部ダム」でしたよね。
室堂の標高は約2,500m、黒部ダムは標高は約1,500mと室堂の方が1,000mも標高が高いんです。
これまで私は何度か登山の経験もありますが、山の天気は基本午前中の方が良いことが多いんです。
山は午後になると霧(ガス)が出て真っ白になってくることがしばしば。
室堂の景色を綺麗に見るのなら早めに行ける富山側から。
雪の大谷の時期も富山側から行く方が早く行くことができますよね。
そして室堂の写真を撮ることを考えても、午後の強い日差しよりも午前中の光の方が綺麗に撮れます。
以上が私が富山側から行く方が良いと考える理由です。
まとめ
アルペンルートの見どころの「室堂」を天気が良い確率の高い午前中に行けるよう富山側から!
私が行ったときは生憎のお天気だったのですが、次回行く機会があれば富山側から行きたいと思っています。
住んでいる地域や旅行の行程によっては長野側から入る方が都合が良いことも。
そして黒部ダムを1番の楽しみにしている方は長野側から入って午前中に黒部ダムをメインに観光するのもあり。
訪れる日がずっとお天気が良い時なら、行きたい場所を午前中に持ってくるのがポイント。