スマホなどで気軽に写真が撮れる時代。
お花やお洒落なランチなど写真を撮ったけど、なんかイマイチ・・・ってことはありませんか?
インスタなどで写真を見てても「これ加工したらもっと良い写真になるのになぁ」と思うことがよくあります。
そんな私もかつては撮って出し(撮ったままの写真、加工なし)の写真でしたが、ちょっと一手間かけるだけで写真の雰囲気が全然違うようになるのでぜひやってみてください。
Lightroomの使い方
加工ができるアプリの中でも最強なのがこの「Lightroom」。
パソコン用のだと有料だけど、スマホ用のだと無料でも使えます。
無料のは多少機能が制限されてしまうけれど、十分満足できる仕上がりになります。
ではスマホで撮ったこの写真で加工をしてみましょう。
これはiPhoneで撮った写真。
花がたくさんで可愛い八重桜。でもちょっと暗いですよね。
明るい昼間に撮った可愛い桜なので、もっと明るく春らしい仕上がりにしてみたいと思います。
主に赤丸で囲ったところを変えていきます。
ライト
まず、「ライト」のところをクリック。
すると、露光量やコントラストなど6項目が出てきます。
露光量:右にスライドすると明るく、左にスライドすると暗くなります。ここでは+0.86。
コントラスト:写真にメリハリを付けます。右が強く、左が弱くなります。今回はふわっとした感じにしたいので-30に。
ハイライト:明るい部分の明るさを調節。ここは少し抑えるので-40。
シャドウ:暗い部分の明るさを調節。明るくしたいので+56。
白レベル:写真の中で一番明るい部分のこと。白トビを抑えたいので-30に。
黒レベル:写真の中で一番暗い部分のこと。暗い部分を明るくしたいので+30。
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カラー
次はカラーの部分。
ここでは色味を変えることができます。
色温度や色かぶり補正は、そこに出ている色味を全体的に出したい時にスライド。
今回は桜のピンクが大きく占めているので、色かぶり補正をピンクの方へ+50。
全体的に色合いを濃くしたいなら、自然な彩度や彩度を右へ。薄くしたい場合は左へ。
するとこんな画面に。
8色あるので変えたい色をクリック。
赤はもっと彩度を落としたいなとか、青空の色をもっと濃くしたいなとか、それぞれの色合いを変えることができます。
効果
ラストは効果。
ここでは写真の雰囲気を変えることができます。
テクスチャ:質感。毛穴のような高精細度のディテールを保ちながら肌目をスムーズにしたり、樹皮や頭髪のディテールを強調したりできます。右にスライドすると強調することができ、左にスライドすると柔らかな印象になります。ここでは-25。
明瞭度:テクスチャと似ていますが、全体的に補正されるため、やりすぎると不自然になるので注意。ここでは-30。
かすみの除去:ふんわりとした写真にしたい時は左へ。かすみを取りたい時には右へ。ここでは-15。
これらの加工をしたらこのように。
どうですか?
全然違う写真に変わってしまいましたよねw
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うまく加工するコツ
まずはどんな雰囲気の写真にしたいかを考えます。
例えば花を撮った時にどんな気持ちでその写真を撮りましたか?
桜のピンクが綺麗だなとか、子供が遊んでる姿が可愛いなぁなど、何かを感じて写真って撮ると思います。
その時の気持ちをもっと写真に表したい、それをできるのが加工なんです。
春の柔らかな光で撮った花なら、優しい明るい感じがいいですよね。
そんな時は明るく柔らかな感じに。
テーブルフォト(料理や小物)も同じく柔らかな感じが合うことが多いです。
一方でシャープでちょっと落ち着いた雰囲気にしたい時は露光量を下げる。
これは水が滴り落ちるのが綺麗でそれを強調したいのでダークに。
(これは三脚がなく手持ちなのでぶれてますが)
加工はお化粧と同じなので、写真の素材(写真に写っている被写体)を生かすことができるようにしてみるとうまくいきますよ。
まとめ
写真は撮ったそのままよりも加工によって自分の思うようなイメージに近づけることができます。
撮るときからどんな風に撮りたいのか意識をする。
そしてそれに近くなるように露光量やテクスチャを使って変えてみてください。
きっと今までよりも素敵な写真に変身するはず。
次は別のアプリを紹介しますね。
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