星野リゾート「奥入瀬渓流ホテル」の苔スイートルームに宿泊

2024年1月24日2024年2月1日

一度は行ってみたい「奥入瀬渓流」。
四季を通して素敵な景色が見られますが、「星野リゾート奥入瀬渓流ホテル」に宿泊するともっと渓流を楽しむことができます。
今回は1日１組限定の「苔スイートルーム」に宿泊する機会があったのでレビューしてみたいと思います。

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星野リゾート奥入瀬渓流ホテル

名前	星野リゾート奥入瀬渓流ホテル
住所	青森県十和田市奥瀬栃久保２３１
ホテルランク	★★★★☆
チェックイン・アウト時間	15:00/12:00
駐車場	あり

奥入瀬グランドホテルが経営破綻した後、星野リゾートによって再生されました。
2005年に星野リゾートが運営を開始。
冬季は営業していませんでしたが、2017年12月より冬季も営業を開始し、冬の奥入瀬渓流も楽しむことができるように。
奥入瀬渓流の畔に建つ唯一のリゾートホテルです。

星野リゾート　奥入瀬渓流ホテル

posted with トマレバ

青森県十和田市奥瀬栃久保231 [地図]

星野リゾート奥入瀬渓流ホテルへのアクセスと駐車場

JR八戸駅・青森駅・青森屋⇔ホテルの無料送迎バスあり（予約制）
冬は雪深いので雪道の運転に慣れていない方はバス利用が◎
車利用なら十和田ICから約90分。

駐車場は無料で100台。予約不要。

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星野リゾート奥入瀬渓流ホテルのロビー

奥入瀬渓流ホテルに入るとまず目に入るのがこちらのロビー「森の神話」。
素敵すぎやしませんか？
我ながら写真も素敵に撮れていますが、実際ここに立って見るこの景色は鳥肌もの。
この釣鐘は巨大暖炉になっていて、岡本太郎作。
どの季節に来ても綺麗だと思うけれど、個人的にはこの暖炉と雪景色が一番綺麗なんじゃないかなと思う。

ここはウェルカムドリンクを頂けるラウンジにもなっています。
そしてなんとスパークリングワインが！
ウエルカムドリンクでスパークリングワインをいただけるところなんてあまりないですよね。
右側の写真はリンゴジュース。あ〜青森にきたな〜と思える瞬間。
ワインもリンゴジュースもめちゃくちゃ美味しい！
ワインの横に置かれてあるお菓子は、このホテルオリジナルのものなのですが、一口食べてびっくり。
美味しすぎる！
ここでのんびりと過ごす時間はなんともいえない贅沢な時間でした。

奥入瀬渓流ホテルの苔スイートルーム

お部屋

スイートルームには「渓流スイートルーム」と「苔スイートルーム」があります。
私が今回宿泊したお部屋は「苔スイートルーム」でお部屋は至る所に苔を感じられるデザインが施されていて、苔を楽しむことができる特別なお部屋。
奥入瀬渓流にはたくさんの苔が生息していて、ホテルでは2013年から苔の魅力を体験できるアクティビティなどを提供。2023年は苔と歩んできて10年という節目を記念してこのお部屋が作られたそうです。
壁や床などにある苔は全て本物。
あまりの素敵なお部屋に入った瞬間「うわぁ〜」と声を上げるほど。
115㎡という広さで、リビングルーム、2ベッドルーム、温泉までも。

ベッドルームも広くて、寝心地も最高。

バスルーム

洗面所とトイレ。
タオルやスリッパなんかも苔色のもの！
洗面台の奥にはシャワールームも。

そしてシャワールームの奥には温泉。
のんびりと寛げるスペースも。
これらの窓の向こうは渓流になっていて、窓を開けるとプライベートの露天風呂が完成！

最高すぎるでしょ。
夜でもライトアップされているので外の景色も見えるし、このお部屋にいたらずっとここで引きこもってたいと思っちゃう。

ミニバー

お部屋にあるミニバー。

スパークリングミネラルウォーター、アップルジュース、白神ワイナリーのりんごワイン。
お茶やコーヒーに、津軽びいどろのグラスが置かれてあるのも素敵。

冷蔵庫の中は、お水、奥入瀬ビール、ワイン。

バーには飲み物以外にも、苔にまつわる本や、お部屋にある苔を観察できるようにルーペまで用意されているの！
もうね、この部屋に宿泊すると絶対に苔が気になって仕方なくなるはず。
それくらい苔の魅力を最大に感じられるようになっているよ。

アメニティ

ボディソープなどは奥入瀬渓流ホテルのオリジナルのもの。
良い香りがして好きだったな〜。

歯ブラシなどのアメニティは、ロビーにあるものを各自で持っていくスタイル。最近こういうの増えているよね。
エコなタイプ好きです。

部屋着と足袋タイプの靴下。館内はこれで移動可能です。
バスタオルやタオルを持って大浴場へ行く時はこのメッシュのバッグを利用。

ドライヤーはダイソン。
お部屋にあるバスローブやタオルまでも苔色で統一。これ着て写真撮るのもオシャレだよね。

奥入瀬渓流ホテルの苔スイートルームの朝食

スイートルームの朝食はお部屋にて、特別な「苔モーニング」。
見て、もう最高すぎでしょ。
とにかくお部屋にいながら自然をずっと感じることができて、目に入るもの全てが最高。

スモーブロー（北欧発祥のオープンサンド）には、アボカドやルッコラなどの食材が使われていて、奥入瀬渓流の代名詞とも言える、岩の上に苔が着生している風景を表現しているのだそう。
味はもちろん美味しいし、見た目も可愛らしいので写真もたくさん撮ってしまう。
はぁ〜、なんて幸せな時間。

奥入瀬渓流ホテルの露天風呂

八甲田山から湧き出る温泉があり、渓流が望める露天風呂も。
雪の時期に行くと雪見風呂が楽しめます。
鳥の鳴き声や渓流の音に癒されて本当にリラックスできます。
早朝から（5:00 冬季は6:00〜）入浴ができるので早い時間に行くのがおすすめ。
夜は0時まで入れるよ。

あと、夏と秋限定でホテルから５分のところに「八重九重の湯」という貸切露天風呂が。

奥入瀬渓流ホテルの館内

フロント横にあるロビーだけでなく、こちら渓流ラウンジにも暖炉があります。
奥側はテラスになっていて外でも中でものんびりと過ごすことができます。

フロントの近くには売店が。
ラウンジで食べたお菓子が美味し過ぎて探していたら売店で発見！
「苔ショコラ」って名前のチョコなんだけど、チョコとクッキーの間のような食感で味はなんとりんごフレーバー。
これはこのホテルにしか売っていないので宿泊したら忘れずにお土産に買ってね。

他にも青森や奥入瀬にちなんだお土産がたくさんあるので見てるだけでもワクワクしちゃう。
林檎けんぴ買ったけど美味しかった〜。

ホテル内には様々なアクティビティを受付けている場所もあります。
そちらは別記事にて紹介します。

奥入瀬渓流ホテルの感想

奥入瀬渓流ホテルと苔スイートルームの特徴をまとめてみました。

・奥入瀬渓流を楽しむなら抜群の立地
・ホテルのロビー「森の神話」はホテル内にある絶景スポット
・季節ごとに様々なアクティビティがあるのでホテルで全て完結できる
・苔を楽しむことができるお部屋は唯一無二の存在
・とことんこだわり抜いた苔スイートはきっと帰りたくなくなる最高のおもてなし

青森の観光地を代表する「奥入瀬渓流」。
もちろん観光で訪れるだけでも価値がある素晴らしいところなのですが、奥入瀬渓流ホテルに宿泊することによってアクティビティに参加してもっと奥入瀬渓流を楽しめることができるのが最大の魅力だと思います。
今回の青森旅のはまた絶対に訪れたいと思うことができたのも、こちらのホテルでの滞在が大きな要因でした。
青森を感じることができる食事や、どのシーズンに行っても魅力的なアクティビティがあるのは星野リゾートならではだと思うので、奥入瀬渓流に行く予定の方はぜひ宿泊してみてください。