本格的にカメラを初めてもうかれこれ6年ほど経ちます。
これまで小さなデジカメの頃はカバンにポンと入れるだけでよかったですが、一眼レフカメラともなってくるとそうもいかない。
最近ではミラーレス一眼カメラが主になってきていますが、フルサイズのミラーレスだとやっぱりそこそこ大きくて重いんですよね。
そんなカメラでもしっかりと保護して楽に持ち歩けるバッグはないものかとずっと探し続けてきました。
そしてようやく最強のカメラバッグに出会えたので、ここで使い心地なども含めて紹介していきたいと思います。
リュックタイプがおすすめな理由
カメラバッグは主に、ショルダータイプとリュックタイプに分けられますが、私はリュックタイプをお勧めします。
ショルダータイプのものは、小さなデジカメやコンパクトなミラーレスタイプのものだと十分に収納できますが、一眼レフやフルサイズのミラーレスだと必然的にリュックタイプになると思います。
重いものをショルダーに入れて長時間持っていると片側の肩が凝ってくるんですよね。
その点、リュックは両肩にバランスよく重量がかかるので長時間持っていても肩が凝りにくいです。
そしてリュックタイプのものは、中が上下に別れている2気室のものと、そうでない1気室のものがあります。
2気室タイプの方が中の荷物がすっきり整理できます。
カメラバッグに求める機能性
カメラを始めてからこんな機能があるバッグが欲しいと思っていました。
・2気室タイプ
・カメラをすぐ取り出せる
・ペットボトルが入れられる
・バッグの底面が防水もしくはスタッズ付き
・多くの小物入れポケット
・上部が出し入れしやすい
・三脚が収納できる
・ノートパソコンが収納できる(旅先で必要なので)
HAKUBA プラスシェル シティ04

外寸 | 約W300×H470×D170mm |
カメラ収納部内寸 | 約W240×H220×D120mm |
重量 | 860g |
カラー | 黒、グレー |
価格 | 8,300円〜 |
2気室タイプ
デザインがスタイリッシュなので、どんな服装にでも似合うお洒落な外観。
中は2気室なのでカメラ類と手荷物を一つにまとめられるので楽。もちろん1気室にすることもできるよ。
ただ仕切りの関係で1気室でカメラ機材だけを入れるのはしんどいかな。
レンズ一つ一つをいくつも区切れる仕切りはないので。(区切りはマジックテープになっているので自由に変えられる)
下の部分がカメラを入れるところになるんだけど、そこは自分のカメラに合うように形を変えられます。
でもちょっとこれは難しかった。かなり悪戦苦闘。
一度やると触ることもないけどね。
リュックタイプで人気のサイドアクセス

バッグを下ろさずにサッとカメラを取り出せるのが人気のタイプ。
2気室のものはこのサイドからか前面からになると思うんだけど、どちらも取り出しやすいのでメリットの一つ。
ペットボトル収納

左側の写真のサイドポケットのところに伸縮ポケットにペットボトルを入れられるよ。
500mlのペットボトルだと難なく入るけれど、水筒となるとちょっとぎゅっと入れる感じ。(水筒に伸縮性がないため)
右側の写真のサイドポケットには小物を収納。
私は撮影時に外すレンズキャップを入れるようにしています。
これで「あれ?どこに入れたっけ?」と探さなくて済むw
底面が防水タイプ

荷物を地面に置くことは撮影される方なら絶対にあると思うのですが、だからこそ底面は汚れに強い素材であって欲しいですよね。
こういう汚れや水に強いものや、底鋲(スタッズ)がついていると安心です。
フロントポケット

写真の左右あるフロントポケットは交互になっているので、それぞれ物が入れられます。
嵩のあるものは入れることはできないので、私はレンズを拭くクリーニングペーパーや布などを入れています。
あとはフィルターやレジ袋など。
上部のフロントポケットはちょうどiPhoneが入るのでそちらに。
出し入れの回数が多いものはこういう外ポケットを利用すると便利です。
ロールトップで出し入れしやすい上部

入り口がパカっと大口で開くので物を探しやすいのが最高。
マジックテープで口を閉めてくるくるっと巻いて両サイドをバックルでパチっと留めるだけ。
三脚も収納

バッグのフロント部分に三脚を固定できるバックルを取り付けられます。
下部を支えるケースもついているので安定感も抜群。
三脚を別に持つのって結構邪魔なんですよね。
こうやって一つにまとめられるのは便利です。
ノートパソコンも収納

パソコンやA4サイズの書類などは、上部からでも、バッグ背面からでもアクセスできるようになっています。
他の荷物とごちゃごちゃ一緒にならないのでいいですよね。
キャリーバーホルダー付き

キャリーケースのバーに固定できるホルダーがついています。
旅行などの時は、荷物が多くなるのでこうやってまとめることができると助かりますよね。
これはとっても良いなと思いました。
どうでしょうか?見事に求めていたものがぎゅっと詰まったカメラリュックなんです。
実際に数ヶ月使った感想
このカメラバッグを使い出して数ヶ月ほど経ちますが、その中で気づいた小さな欠点もあります。
人によって使い方によって、そのデメリットも変わってくるかもしれませんが、私が感じたことをあげてみます。
①は、ペットボトルを挿した状態でサイドのファスナーは開けづらいんですよね。
なので出し入れを頻繁にするカメラ本体は反対側に収納しておくのが良いでしょう。
私はペットボトル側には替えのレンズとブロワーを入れています。
②は、購入してすぐに自分のカメラとレンズに合うように仕切り部分を変えようとしたけど、まるでパズルのようw
納得できるような位置になるまでかなり時間を要しました。
どんなレンズを入れるかによってそれぞれ違うと思うのですが、一度やるとあまり変更することもないので普段使う分には特に問題なし。
③は、カメラや荷物を入れてバッグを立ててもちょっとした弾みで倒れてしまうので、高さのあるところにバッグを置かない方が良いと思います。片側を壁などにもたれかけるように置くようにした方が賢明です。
④は、上部の内部にポケットがないのは残念な点の一つです。
小さなポケットがあるとそこに予備のSDカードや小物なども入れられるのにな〜と。
私は別に小さなポーチを買って代用しています。
といくつか実際使ってみたマイナス点を書き出してみましたが、ペットボトルを入れているとアクセスし辛いことだけが解消できないデメリットでした。
ただ「し辛い」というだけで、ちゃんとペットボトルを挿したままでファスナーを開けることはできます。
とデメリットをまとめましたが、それ以上に使いやすい機能がぎゅっと詰まったカメラバッグです。
カメラバッグとして必要な機能を全て備えていて、見た目もスタイリッシュで価格もお手頃なので本当におすすめできる一品です。
使いやすいバッグを使うだけでも、撮影が楽しくなったりするので、ぜひ検討してみてくださいね。